商品先物取引は小さな資金で大きな取引(レバレッジ取引)ができ、その資金効率の良さが魅力の一つです。しかしその逆に、損失が発生し預託した担保(証拠金)を上回る恐れもあります。リスクを十分理解した上で取引を開始してください。
商品先物取引には、「差金決済」と「受け渡し決済」がありますが、現物が必要ない「差金決済」を行うのが一般的です。これは反対売買を行って差額を決済して取引を終了させることができるので、商品そのものの保有を目的としなくても、将来価格が上昇しそうだと予想すれば「買い」から、反対に、商品を保有していなくても、将来価格が下落しそうだと予想すれば「売り」から取引を始めることができます。 FXや株式の信用取引と同様な感覚でお取引いただけますが、商品先物取引ではスワップ金利や逆日歩などが一切かかりませんので、相場下降時の売りチャンスがより一層広がります。
東京の商品先物市場の取引時間は、土日を除く9:00~15:30、17:00~翌4:00です。お好きな時間に取引を行うことができ、よりお取引チャンスが広がります。
※夜間立会の終了時間は銘柄によって異なる場合がございます。コーンは23:00まで、コメは19:00まで。他にも異なる銘柄がありますので、くわしくはお問合せください。
商品先物取引が行われる各取引所は、経済産業大臣や農林水産大臣の許可を受けた公的な取引所です。
また、注文を取り次ぐサンワード貿易は、経済産業大臣と農林水産大臣の許可を受けた商品先物取引業者です。
お客様が取引に際して預託する証拠金は、商品先物取引業者(サンワード貿易)を代理人として、㈱日本商品清算機構(JCCH)※に直接預託されます。
万が一、商品先物取引業者が破綻するようなことが起きても、お客様は、JCCHに預託されている証拠金に対して返還請求をすることができます。
また、JCCHの清算参加者となっているサンワード貿易は、JCCHの定める財務基準などの資格審査に適合した業者で、JCCHなどの定期的な監査を受けています。
※商品先物取引法により許可された清算機関(クリアリングハウス)
証拠金の清算機関への預託と分離保管制度を補完するものとして、ペイオフ制度があります。商品先物取引業者の破綻などにより、万が一にも投資家が預託した資産が毀損した場合は、毀損した額について1,000万円を上限として日本商品委託者保護基金が弁済します。